銀杏の徒銷な備忘録

御勧め、趣味、考察などをだらだら書いてます。何かの役に立ちますように。。

地方でのマスク事情 2時間弱並んで得た実感

どうも、銀杏です。

 

かなりお久しぶりですね。

 

書くネタはあったのですが、だらだらしてたらこんな時期に。

 

そんな中、コロナのおかげ・・・いや、コロナのせいで暇なので、

 

備蓄が尽きそうなマスクを買いに行ってきました。

 

ティッシュやトイレットペーパーはもう気軽に買えるらしいのですが、

 

マスクはそうはいかないようで。

 

朝から開店前に少し大きめのドラッグストアに足を運びました。

 

すると、目に入ったのはまだ開店まで2時間はあるはずなのに、

 

車でいっぱいになった駐車場でした。

 

その予想外の光景に「うそ~」と思わず溢してしまいました。

 

まぁ、そうはいっても仕方ないので、奥のほうに2~3空いていた駐車場に停めて、

 

すでに長蛇と言っても過言ではないような長い行列に加わりました。

 

「うわ~、みんなマスクかな?」と、大きめの一人ごとを漏らすと、

 

「兄ちゃんも?」と優しそうなおじさんが声をかけてきました。

 

「そうですよ~」と返し、この先2時間ほど突っ立っているだけなのも暇なので、

 

「すごい行列ですよね~」と話を広げてみました。

 

すると、そのおじさんは何度か並んだことがあるらしく、

 

「今日はちょっと多いな~。何枚買えるかな?」と。

 

何枚買えるか

 

もはやこんな次元なのか。。。と思いながら、

 

「前は何枚買えたんですか?」と聞いてみたところ。

 

「3枚」

 

「3枚だけ!?」

 

流石にびっくりしますよね。

 

しかも、その時も開店一時間以上前から並んでいたらしい。

 

「今日は10枚組の・・・いや、せめて5枚組のは買いたいなぁ~」

 

「・・・」

 

もはや言葉が出なかったです。

 

マスク増産とかなんとか言ってても買えない人、買えても数枚にしか至らない人など多くいるという、

 

なんとも残酷というかなんというか。

 

勿論買い占めている人はいない。店側も一人一つと決めているから買い占められない。

 

大体買い占めてもメルカリなども生活必需品については販売を規制しています。

 

(まぁ、キャッシングできない人向けに現金を売っていた時と同じように色々な手口で販売はされているようですが。。。)

 

買いたくても買えないということは、供給不足なわけです。

 

そして、そのおじさんは、「俺はいいねんけど、子供がなぁ・・・」と切実な思いを語っていました。

 

転売クソ野郎が法的にも社会的にも排他されつつある現状で、

 

店頭に並んで堂々と転売しようという人はいない。

 

いないというか、2時間並んで5~10枚とか割に遭わないだろうしね・・・

 

転売クソ野郎の話はまた今度色々話すとしましょう。

 

さて、マスクの話に戻りますが、並んでいる人は老人が多い。

 

あればあるだけ安心+彼らはかなり暇なのだ。

 

並びに行っても知り合いはいるだろうし、同世代なら話も合う。

 

並んでいる間世間と交流を深めつつ、マスクで安心を買う。

 

まぁパッと見た感じそんな感じでした。

 

そんな中、昼から仕事という人もいました。大変です。

 

まぁ必要な分買えない。

 

購入できたとしても、この現状ではストックがあるに越したことはない。

 

結果的に必要な人に行きわたるにはまだまだ掛かりそうですね。

 

特に、志村けんさんが亡くなってしまった今、コロナウイルス感染の恐怖、

 

死が身近に迫っている焦燥感などが、現実味を帯びてきたのではないでしょうか。

 

有名人が死んでようやく恐怖を持ち出したのか!!という人もいるでしょうが、

 

それは当然のことです。

 

日本人は基本的に平和ボケしているといわれていますが、実際そうだと思います。

 

コロナウイルスが騒がれだしたとき、致死率がこんなに低いのになんでこんなに騒いでいるのかとか、

 

風邪と変わらないとか、インフルエンザのほうが怖いとか。

 

そんなことを言って、世界、特に中国がどのような惨状に陥っているのか知らないひと

 

のほうが多かった。

 

確かに、志村けんさんのファンからすれば腹が立つ部分もあるでしょう。

 

しかし、それは志村さん以外に在っても同じことだったと思います。

 

阪神タイガースの選手が感染して実感した人。

 

イタリアやアメリカなどで騒がれだした実感した人。

 

沢山いるでしょう。

 

俺はもっと早くから気づいてたから!!とか言って感染拡大が防げればいいのにね・・・

 

さて、そんなこんなで30分ほど経ったころ、行列の後ろには人がどんどん増えていきました。

 

駐車場いっぱいの車を見てUターンを切る人も沢山。

 

ダメもとで並ぶ人も沢山。

 

この場所でマスクを購入した実績があるおじさんは、「この辺までかなぁ、多分。」

 

と言って、わっしらのちょっと後ろをちょいちょいと手刀で切っていました。

 

「ギリギリ買えますかね?」

 

「3枚は多分買えると思うけどなぁ・・・」

 

そして、開店まで一時間前というところで、店側が在庫と列の人間を数えて、

 

「ここまでヨ」という看板を置きました。

 

そこで一安心。今日は何とか数枚買えそうだ。

 

おじさんと小さな喜びを分かち合いました。。。

 

結果的に買えたのは3枚組。

 

おじさんは5枚組でした。

 

ちなみに、先頭の人は開店4時間前から並んでいたそうです。

 

かなりのつわもの。。。

 

最大で100枚組だそうです。

 

2時間並んで3枚。。。

 

一日50万枚くらい供給されているみたいですが、

 

結局使い捨てだと、全国民の0.5%しか使えないですね。。。

 

まぁ一過性の需要の為に生産ラインを構築してしまうと後々しんどいですもんね。

 

 

 

 

 

 

・・・明日5時間並ぼうか・・・

 

 

 

 

 

 

以上、ここまで読んでいただいてありがとうございます。

 

他の記事も良かったら見ていってください。ではまた次回。

 

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