銀杏の徒銷な備忘録

御勧め、趣味、考察などをだらだら書いてます。何かの役に立ちますように。。

学部生が教えるにわか経営学 イントロダクトリー「経営学とは・学問とは・大学とは」

どうも、銀杏でございます。

 

ちょっと専門的なネタをたまに挟んでいこうかなと思います。

 

経営学を学んでいるので、その中で、経営学に興味があるけど、大学に行けないし、本を買ってもなかなか頭に入らないよ~って人に少し経営学の概念について知っていることをなるべくわかりやすく共有しようかなという所存でございます。

 

今回は、イントロダクトリーということで、経営学とは・学問とは・大学とはという問いについてわっしの見解や事実なんかを語っていこうかなと思います。

 

では始めていきましょう。

 

経営学って?

 

皆さん経営学と聞いて、どんな印象を持っていますか?
丁度いいところに3人いますね。聞いてみましょう。

 

 え~、何やってるかよくわからない学部代表

 

役に立たなさそうな学部トップ3みたいな?

 

会社とか経営するための勉強・・・かな?

 

 ふむふむ。上二人は耳と心が痛むので消えなさい。真面目に答えてくれたのは君だけだね。名前は?

 

モモです。

 

そうか、モモ君か。わっしは銀杏。さっきの質問に答えておくと、正解とも言えるし、それだけでは正解でないともいえるんだ。

 

どういうこと銀杏さん?

 

少し難しい言い方をすると、会社の経営の勉強は経営学という学問を形成するにおいて必要条件だが、十分条件ではない。簡単に言えば、経営学はもっといろいろな勉強をするんだ。 

 

 

ふむふむ。

 

そして、経営学は経済学から派生したもので、まだまだ新興の学問なんだ。具体的には、19世紀末ごろにアメリカとドイツで学問として少し盛り上がって来たんだけど、未だ発展途上だから、「経営学とは」に対する問いには明確な答えがないというのが答えだね。

 

へー。なるほど。。でも、なにか大きな区分けはないの?マーケティングとかって、経営学なんですよね?

 

そうだね。主には、マーケティング、組織経営、経営戦略、会計などが挙げられるかな。イノベーションについてとか、消費者の心理について勉強する心理学的領域なんかもあるよ。 

 

なーるほど。。。それで、結局経営学って何?って言われとき、会社の経営とか!って答えるのはいいの?

 

まぁそれも良いけれど、もし経営学を修めている最中なら、その問いに対する独自の答えを考えるのも良いかもしれない。わっしも学部生だし、あまり偉そうなことは言えないけどね。

 

ふむふむ。(なんだかふわふわしてる。。。でも少し面白そう。もう少し話を聞いてみよう)

 

学問・大学ってなんだ!?

 

銀杏さーん

 

あぁ、モモ君か。どうも。

 

大学って答えのない問題に取り組んで課題解決?を勉強するところなんだよね?

 

うむ。そうそう。大体最初の授業とかで言われる常套句だね。それに対して形式的なテストなんかで「答えない問題に取り組むとか息巻いてるくせに答えあるやんwww」と垂らすのが底辺大学生だよ。

 

へ、へえ。。ところで、課題解決とかってなんで大事なの?

 

なんで、か。ふむ。わっしの見解でいいかい?

 

うん。聞いてみたい。

 

そう言うことなら。ごほん。

大学では学問を学ぶけど、これは、高校までのようにただ覚えれば終わりの教育ではなく、基本的に教育する側、教科書を作ったり、研究発表したりする側に立つための専門性を身に着けるために学ぶんだ。

 最低限知っておかなければならない事が高校まで(義務教育=知っておかなければならない事なら中学まで)に教えられて、それ以降はその人独自の専門性を持つための勉強が始まる。

 仕事をするにおいても、そのスキルが普遍的に役立つことってあまりないと思うし、そういうスキルって誰でも身に着けられるから、専門性が高いほうが重宝される。 

専門学校や短大なんかはわかりやすく専門性を身に着ける場所だよね。 ただ、大学は専門知識を学び、更に専門知識の中の専門知識を学ばなければならない。

 経営学マーケティングみたいに、もっと言えば、マーケティングにも色々あるし、それを基本的に自由に選択できる。 逆に自分に意欲がないと全く専門性が深まらない場所ともいえる。 

そうした、色々なことを学び、自由に選択できる大学でなぜ課題発見が重要なのかといえば、大学を卒業するときには基本的に卒業論文を書かなければならないけど、論文を書く際には、何をテーマにするかは、例えば経営学部なら、経営学という学問の分野の中で、自分でテーマや流れを考えて書かなければいけない。 

更に大学院へと進むとなると、もっと限定的なことに対して問題提起をし、研究をしなければならない。 こうした流れから、大学を卒業する際に与えられる「学士」という学位を取ることに際しては、最低限、課題発見、課題解決の能力が求められるんだ。

 

なーるほど・・・分かったような分からないような。

 

簡単に言えば、「課題発見から課題解決の流れを学問を題材に学んで、研究者は研究に、仕事する人は仕事に役立てなよ。学士と名乗るなら、ある程度の専門性とか、そういう力つけときなさい。」みたいな感じ。

 

なんて抽象的な・・・ニュアンスはつかめたけど。。

 

抽象的なものを具体的なことに落とし込むのが課題発見から課題解決の基本的な流れなんだ。わっしの考えを踏まえて、モモ君の答えを考えるといいと思うよ。

 

そーいうもんなんだ。がんばろ~

 

                                                               

 

今回はこれでおしまいです。

 

なんとなく経営学・学問・大学について分かったかなと思います。

 

または、自分と全然考え方違う!って思った人もいるかも。

 

こんな感じでゆるーくやっていくので、よろしくお願いします。

 

あと、対話式の感じにチャレンジしてみました。

 

こういう話題は対話式のほうが伝わりやすそうですし。

 

ちょこちょここのシリーズをやっていこうと思うので、お楽しみ(?)に。

 

次回は、経営学の定番、「マーケティングミクス」についてやっていきたいと思っています。

 

 

ではまた次回。

 

 

よかったら、他の記事も見ていってやってください。

 

 

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