読書感想:「メモの魔力」
どもです。銀杏です。
アシダカグモの夫婦が部屋に現れました。
というか結構前からいたんだろうな。。。
掃除してたらぴゅーっと出てきました。
びっくりしてどこかに行ってないことを祈ります。Gを葬ってやってください。。
さて、今回はメモの魔力という本についてお話していきます。
Q:なんで小説と違って読書感想という項目なんですか?
こんな質問来ないと思いますが、一応。
小説で一番してはいけない行為はネタバレです。
しかし、ビジネス書なんかは多少中身を紹介するくらいなら購買意欲を削ぎません。
ま、あくまで主観ですが.。。。
では、まいりましょう。
今回読んだ感想を書くのは、動画配信コンテンツなどを運営しているSHOWROOMの代表、前田裕二さんが書いた「メモの魔力」という本になります。
幻冬舎から出版されており、編集したのは、「死ぬこと以外かすり傷」を出版、「他動力」など多くのベストセラーを手がけた箕輪厚介さんです。
この本を書いた前田さんは、普段から頻繁にメモをとる人物のようで、人の話を聞くときは、目を見てうなずくのではなく、気になったところ等をきっちリメモを取るそう。
一日中メモをとっており、普通の人間の何倍もの情報量をノートに記しているのだとか。
そんな彼のだしたこの本は、そのメモの取り方、メモを取るメリット、理由・・・など、メモにまつわるメソッドを余すことなく記してあります。
わっしは普段メモを取らないのですが、(書かなくても覚えれるという傲慢な思い込みのせいで)この本を読んでからはメモを取るようになりました。
アナログだなぁと思っていたわっしでしたが、初めて見ると、なんともメリットが多く、デメリットの少ないこと。。
慣れてしまえば労力というより、癖になります。
癖なんて大抵何の役にも立ちませんが、メモの癖は役に立ちます。
そんなメモの魔力に取りつかれた銀杏が、メモの魔力に捕らわれる魅力を幾つかご紹介します。
①画期的な思い付きやひらめきを逃がさない。
この本には、情報にたいして通り過ぎないようにするという文言で書かれていたと思うのですが、確かに、何かいいことを思いついてもそれを一々メモになどとらず、「覚えているだろう」と放ったらかしにします。
結局、あとで思い出せず、その案は永遠の眠りに就きます。
さて、ならどうするか。いつ来るか分からないひらめきに対してとるべきアクションは一つしかありません。
メモです。簡単ですね。
②抽象化させる力、言語能力の向上
この本の中には、メモに関してのコツやメソッドが載っています。
その中に、具体的なものを抽象化し、そして具体的にそれがどう活きるかまで昇華させるのが真のメモである的なことが書いてあります。
普段生きているなかで、具体的な事象を抽象的な言葉で言い換えることってあまりないですよね?
抽象的な事柄を具体的な言葉に記す機会はおおいと思われますが。。
そういうフレームワークのようなルーティンを繰り返すことによって、フレーズを思いついたり、その場を言い表したりする一言力のようなものも付きますし、ひっくるめて、言語化能力が向上します。
これはすぐには実感できないと思われますが、コツコツやっていくことで付いていく力であります。
良いでしょ?メモ。
③自分は何を見ているのか、何に注目しているのか分かる
メモを取っていくうちに、自己分析のようなものが付随的にできます。
メモを取るのは自分なので、いったい自分は何を重要視しているのか、何に興味を持っているのかなどが分かるようになります。
もちろん、統計っぽいことなので、数こなさないと見えてこないですけどね。。。
継続は力なり。諦めは弱さなり。。
④記憶力の向上、情報整理能力が付く
最後に、おまけじゃないですが、書くことによって、ただ聞くよりも確実にそれを覚えることができます。
そして、メモも単語を羅列するだけだと、後で見返したときに、なんのこっちゃら分からなくなるので、後で整理するか、その場で整理するようになります。
結果的にメモを取るその姿勢こそが力になります。
メモを取るために耳もしっかり集中しますしね。聞き返す機会も減るはずです。
さぁ、メモを取ることにほんの些細な労力以外デメリットはなく、メリットが多いことにお気づきでしょうか?
ただ何も考えずメモを取っていても仕方ないですが、考えてメモを取ることで、それは確実に長所になり、自分の力になります。
あなたも、メモの魔力を手にしてみませんか?
メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)
- 作者: 前田裕二
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2018/12/24
- メディア: 単行本
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ではまた次回。