読書感想:「僕らはSNSでモノを買う」
どもです。銀杏です。
もう言っている間に年の瀬ですね。
そんな時期になると、皆さん大掃除を決行すると思うのですが、毎度思うことがありませんか?
そう。
散らかった部屋をめちゃくちゃ綺麗にした後、「絶対に維持する」と心に決めたはずなのに、気が付いたら散らかってる現象。。。
まさかわっしだけ?
・・・そんなはずはない。。。
要調査ですね。。。
さて、今回紹介する本は、「僕らはSNSでモノを買う」です。
内容はSNSを用いたマーケティングの基本が書かれており、実行に移せるくらいに具体的なメソッドが紹介されています。
マーティングといえば、わっしは専攻が経営なのです。この本を買ったのはそれも理由の一つ。
他には、SNSマーケティング自体割と新興の商業概念なので、成功例や、その手法を学んでおきたかった、とか、実際にSNSでコンテンツや商品を売る、広めるということをして見たかった、などです。
また、このブログも9割くらいがTwitterから来訪していただいているので、もっとpvを増やしたり、コミュニティを形成していくにあたって、何が必要で、何が間違っているのかを実践的に知れるいい機会だと思ったのです。
さて、では口上ほどほどに、本の中身に触れましょう。
具体的に書いてある内容はわっし的に大きく8つ。
1、SNSでモノが売れるのか
2、SNSで宣伝するとは、どうすればいいのか
3、UGCとは
4、UGCを出すためにどうすればいいのか
5、ULSSASとは
6、ULSSASの活用
7、コンテンツマーケティング
8、ユーザーのターゲッティング
この8つです。
まず前提としてSNSを通してモノが売れるのか?という疑問に答えることから「僕らはSNSでモノを買う」は始まります。
もちろん答えはイエス。
なら、Q:どうやってSNSでモノを売るんだい?
さてここで出てくるのが、この本のミソともいえる概念、「UGC」
これはUser Generated Contensの略で、ユーザーが発信するコンテンツ、つまり口コミなどのことを示しています。
なぜUGCが必要なのか。それは、企業が広告を発信している情報よりも、ユーザーが発信した情報のほうが信頼性があると感じやすいからです。
例えば、アマゾンなんかで買い物するときに、レビューを見て買ったりしませんか?
それって、企業がつけたモノではなく、ユーザーがつけたものだから信頼できるのではないでしょうか?
他にも、Twitterなんかのバズったツイートに商品やコンテンツがあれば、興味が惹かれませんか?
そんな感じで、ユーザーは企業が打ち出す広告の内容よりも、他のユーザーの感想のほうが当てになると思っていたりします。
企業が自社の商品を悪く言うことはないですもんね。。。
上記のような理由により、SNSマーケティングにおいてはUGCの獲得が重要なんだよと。
(この本を紹介してるわっしもUGCを発信している。。。)
じゃあUGCってどうやってだすの?
Twitterなら、ーフォロワー以下で、ーフォロー以下、ーツイート以上の人と仲良くなったほうが良いよとか、そういう具体的なことが書いてあります。
ほかにも、instagramならどうか、フェイスブックならどうか、ラインならどうかなど、細かい分析がなされています。
さて、UGCを獲得したら、モノが売れるのか?
答えはノー。ULSSASというサイクルを回そう。
さて、ULSSASとは何か。
わかりやすい例で行くと、PDCAサイクルみたいな感じ。
Plan Do Check Actionのサイクルを回すように、UGC Like Sarch1 Sarch2 Action Spreadというサイクルを回すことで、継続的にサービスやコンテンツが売れていく、広まっていくという感じです。
そしてULSSASを実際にどう活用するのかの解説を例になぞらえて紹介しています。
最後のほうに、コンテンツマーケティングについて書かれており、コンテンツを作るにあたっての考え方が書いてあります。
そして、コンテンツを作る際に必要なユーザーのターゲッティングの手法も紹介されています。
ざっと本の内容をかいつまむとこんな感じです。
内容も面白くて、本の文章の形式も、会話形式なので、割りとサクサク読めちゃいます。
これからの時代、SNSもマーケティングに必須になってくるでしょう。
その際に、他社より、他者よりもモノを売りたければ、是非目を通しておいたほうが良いと思います。
今後広まって主流になっていくかもしれません。
実際の成功事例も紹介されています。
自身でコンテンツを作り、SNSで発信されているかたにも為になる内容であると思いますので、よろしければ是非ご一読を。
以上、ご覧いただきありがとうございました。
ではまた次回。