ずっと真夜中でいいのに。のMVに見る世界観
どうも、銀杏でございます。
秋というほどの秋感もなく間もなく冬に突入しそうです。。。
こたつをそろそろ用意しようか、上着をもう一段階分厚くしようか。。。
季節の変わり目はちょっとワクワクしますよね。
それと同時に、この季節が来ると「一年終わるのか」なんて感傷にひたってしまいますよね。 怖い怖い。。。
さて、ずっと真夜中でいいのに。の話題が来ましたよ。
今回は全MVを通して思ったことと、軽く考察も入れようと思います。
ずとまよ。最高。
さて、「秒針を噛む」から始まって、「ハゼ馳せる果てるまで」までの8個のMVについて語っていきます。
*あくまで銀杏の主観での考察です。
秒針を噛む
主人公は「ACAねちゃん」ということになっているそうなので、ACAねちゃんと呼ぶことにします。
そして、「人外」(一つ目の化け物みたいなのとか)、ハリネズミみたいな「うにぐりくん」で構成されています。
決してほかの人間は出てきません。
意思疎通が取れるのは主にうにぐりくんのようです。
この秒針を噛むMVには、ハゼ馳せる果てるまでとの共通点が多くみられます。
脳裏上のクラッカー
このMVにも、出てくるのはACAねちゃんとうにぐりくん、人外です。
この脳裏上のクラッカーには、こんなこと騒動で出てくるうにぐりくん花火が出てきます。
やはり、これらの世界は共通している、無関係ではないようです。
歌詞の内容はまた別かと思われます。
このヒューマノイドでは、歌詞と世界観のマッチングが大きいという特徴があります。
そして、初めて二人目の人が出てきます。不思議です。
最後ACAねちゃんがこちらに笑いかけて終了。
「偽物さえもその見解も誰が決めることでもないの。」
「手を握るたびプログラムだってこと?」
この辺りの歌詞は、世界観に大きく関係しているのではないかと、わっしは睨んでおります。
また、ヒューマノイドは眩しいDNAだけと大きく関連している、言えます。
眩しいDNAだけ
個人的に一番好きなMV。
ACAちゃんとうにぐりくんがとても仲良しです。
そして、この眩しいDNAだけには特徴的なカラスの人外が出てきます。
こいつはまたこんなこと騒動で出てきます。
人外はなぞのお野菜頭とカラス人間。
ヒューマノイドとの共通点のモニター部屋。
それを壊すACAねちゃん。崩れるACAねちゃんの顔、世界。
「犠牲にしたって本心だけ」
これは、ヒューマノイドで紹介した二つの歌詞に繋がってきそうではありませんか?
最後にカラスの人外がこちらをみて終了。
やはりこいつはキーパーソンだ。
目に映るACAねちゃんらしき人影は、ヒューマノイドに出てきた「二人目」なのだろうか・・・
正義
こちらの正義は、少し毛色が違います。
主人公はACAねちゃんということで良いと思われますが、人外と偉く親しげで、人外はなにやらACAねちゃんに傅いているようです。
そして、ACAねちゃんは子供のように見えますが、冒頭で完全に成人した人物が一瞬映って消えます。
人外との別れを惜しむACAねちゃん、人外は死んでしまう、そして感情があるというのがある程度察せられる内容で、猫みたいな人外が初めにACAねちゃんといた人外の中にするりと入っていくのは少し儚い感じがしましたね。
「近づいて遠のいて巡り合っていたんだ」
「近づいて遠のいて巡り合っていたんだ」
これも、世界観を紐解く歌詞のひとつと考えられます。
蹴っ飛ばした毛布
少し正義と毛色が似ていますね。
絵柄だけではなく、人外との距離感も他とは違う、正義と蹴っ飛ばした毛布特有のものです。
傅く、懐くという動きを見せる人外が現れるのはこの二つだけです。
「無口な君」
とという歌詞は人外のことを指しているとも感じ取れるでしょう。
しかし、蹴っ飛ばした毛布だけにいえるのは、人の形を模した人外がACAねちゃんに干渉するという点。
最後に人外がACAねちゃんの背中を押します。
すすめと言うように、そっと送り出します。
ただ、途中で一度ACAねちゃんが死にかけている(?)のが不可解です。
いままでそんなことはありませんでした。
果たして何を印しているものなのか。。
こんなこと騒動
これまたこれまでのものとは毛色が違いますね。
出てくる人外の量が半端ではありません。そして、うにぐりくんとの距離も近い。
人外は干渉もしてきて、そのすべてと意思疎通ができるような様子をしています。
加えて、カラスの怪人がまた出てきます。
信号機と目はほとんどの作品通して出てくるのは何かあるのかも。しかし今の段階では何とも言えない。。
さて、カラスの人外は物語に干渉するようです。
うにぐりくんに電球のようなものと分厚い本を託します。
これは、ACAねちゃんが負けること=カラスの人外の都合の悪いことであることを示します。
さらに、脳裏上のクラッカーにも出てきていた電球の花火が上がります。
そして最後にうにぐりくんは死んでしまいます。
ここで初めてうにぐりくんへの物理的な干渉が行われました。
彼も物語の参加者なのでしょう。
しかし、カラスの人外はすべてを知っていて、うにぐりくんは何も知らないというスタンスのようです。もちろんACAねちゃんも。
終着点はあるのか?
それとも、すべてはプログラムなのか。。。
ハゼ馳せる果てるまで
初めのシーンでいきなり秒針ACAねちゃんから生まれてくるスペースACAねちゃん。
溌剌でとてもかわいいですね。
ただ、それ以上に人外との関係がまた濃いように思えます。
うにぐりくんは今回宇宙へ繰り出します。謎です。
単独行動をしているのは割と珍しいですね。
そして、ヒューマノイド、眩しいDNAなどで出てきたモニター室がまた出てきます。
加えて、秒針ACAねちゃんは人外と仲睦まじげです。しかし、スペースACAねちゃんはそうでもなさそう。
また、宇宙、星、ロケットと言う場面から、この世界というか地球?はACAねちゃんだけしか生き残っていない可能性がある。
だから脱出しなければいけないのか?
また、電脳世界のような、すべてプログラムの世界?
ただこれは流石に早計な気がする。
はたまた、ACAねちゃんが迷い込んでしまった人外の世界に、人外にまで成って想い人が追いかけてきた。。。
有力かなと思うのは、ループとパラレルワールドの合わせ技かな。。
ことなる世界の異なるACAねちゃんとACAねちゃんワールドがあって、互いの世界線を渡り歩くことができるカラスの人外のような存在がいる。
そして、カラスの人外はACAねちゃんに干渉せずに、しかし助けにならまいとしている。
ヒューマノイドで二人目が出てきたのと、ヒューマノイドと言うのは、人間のようなものという意味。つまりは、人間ではない可能性まで出てくるのだ。
人外ばかりの世界に人間一人ではなく、すべて人外で、人間っぽいだけの人外だった。という結末も見え隠れします。
ヒューマノイドがこの世界の物語の軸になっているような感覚を覚えます。
また、正義と蹴っ飛ばした毛布の世界は他の世界とはベクトルが違うように思えます。
しかしながら、最後は人外と別れる結末。
ということは、共存できない。
人のような人外であって、人外ではない。
そんな、どっちつかずの孤独、寂しさ侘しさの表現がずっと真夜中でいいのに。の世界観の源泉なのかもしれませんね。
今回は以上。
ずとまよ。の世界観について語ってみました。
皆さんも何か気づいたことがあったらぜひ教えてください!
(眩しいDNAだけカラー)