銀杏のイチオシ③「君の膵臓を食べたい」
うっす、銀杏です。
最近洗濯物の渇きが遅い。というかカラッと乾かない。鬱陶しい。
まぁそんな感じですが、雨は降ってないので良しとしましょう。
雨って凄くめんどくさいですよね。バイク通学をしているので、雨合羽を羽織らないといけないし、学校着いてずっと雨合羽で居るわけにはいかないから、当然傘も必要なわけだす。
This is 二度手間。気温が低いとバイクの掛かりも悪いし、ひどい雨だと被ったりする。
雨の日は基本的に憂鬱。ただ、家の中にいると、雨の音がなんとなく心地いいからそこだけは好きなんだけれどね〜 それだけ。。
さて、銀杏のお勧め小説②「君の膵臓を食べたい」
「君の膵臓を食べたい」と聞くと、映画で見たよ!という方もいるでしょう。
というか、そのほうが多いよね多分。
かのバイタリティがすごいで、有名な小藪さん。彼は、「君の膵臓を食べたいやと!? けしからん! でも、みてへんのに文句は言われへん。いっぺん見たろ!」と、飛行機のなかで閲覧。そして・・・大号泣。
あの小藪さんが大号泣ですって。まぁ、そりゃそうだ。
でも、わっしは、小説を映画にしたやつを見るって、かなりコスパ悪いと思うのです。
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でも映画って1500円からしますよね? まぁ、良い物語を1時間半から2時間で楽しみたいんだよ、時間をカネで買ってんだよって人も居そうですが、ああいったカタルシスが目がしらに来るタイプは、絶対小説ほうが良いと思う。
私2回みちゃったよ!とか言ってる人間も居ました。私は3回!!ってのもね。
そんなに好きなら、小説読めや!!
と思いましたね。さすがに。
君の名は。とかは映画原作だからなんぼでも映画見てええわけです。
まぁ、映画見てるからダメだってこたぁないんですけどね。。
映像には映像の良さがある。音もあるし。方や小説は文字だけ。ずーっと文字。始まりから終わりまで。
冷静に考えれば、映画のほうが、映像のほうが優秀かも。最近では4dxとか言って、水が出てきたり揺れたりするらしい。
それは、もう何年も行っていないからわからないけどね。(銀杏の中では3Dが最新)
さて、本題。(いつも逸れすぎだぞ、銀杏さん)
君の膵臓を食べたいは、まえブログにした「また、同じ夢を見ていた」と同じ作者の住野よるさんの作品です。
確かこの小説、まともに読んだ初めての小説だったと思います。
その時のことはよく覚えています。
暑い夏の日、本当なら遊びほうけていたはずの時間。その時わっしは病院の中にいた。
おっと、わっしはバリバリの健康体。でも目の前には息の浅い祖母。
いつ息を引き取るかわからないとのことなので、ずっと病院にいた。
やることもないし、ゲームをするような雰囲気でもない。だから、いろいろ調べ物をしたりしていたんだけれど、それにも飽きてきて、近くの本屋に立ち寄った。
漫画は昔から好きだったけど、小説は読まなかった。ライトノベルは読んでいたけど、まぁそれはカウントしない。
そんなときに、このタイトルだ。「君の膵臓を食べたい」。
わっしは、面白い面白い言われているけど、本間に面白いんかい。と思ったので、買ってみた。 それに、小説って時間つぶせそうだし。
実際、活字をあまり読まないわっしは、5日ほどかけて少しずつ読んでた。目がすごく疲れる。普段してないことをすると、こうなるのだ。
そして、進んでいくにつれて、文章の表現力に驚かされた。あと、いろいろと独特だった。 この表現を正しく認知するには、やはり読むしかないと思う。 どう書いてもネタバレになりかねないからだ。
そして最後泣いた。号泣・・・と言いたいところだけれど、人前で読み終えたので涙は我慢した。 あとで読み返して泣いた。
まぁそんな感じなんだけれど、この作品が泣けるという事はわかったと思う。
そして、この作品は泣けるだけじゃない。この世の理不尽さとか、青春の匂いも運んでくれた。 あぁ、無理してでも青春するべきやったな、と思わず後悔するほど。
ヒロインは可愛いし、読んでいて好きになってしまう。主人公も頑張ってる。そして成長、気持ちが変化していくのに少し感動してしまう。
結構突飛な内容かもしれないけれど、確かなリアリティがあって、矛盾もない。
この作品一つで、住野よるさんのファンになった。 まぁ、この人の次の作品を読むまでに1年かかったけどね。(本読まなさ過ぎて)
そして、タイトルだけ知ってる人・・・がいるなら、やはり、映画よりも小説を、文字を読んでほしい。
小説にしかない良さっていうのが、この作品では感じられる。そして比較的、本の厚さは薄い。東野圭吾さんとかの作品よりは薄い。 内容は濃いけどね。ボリューム抜群。
帯に多分、このタイトルの意味を知ったとき泣いちゃうよ、YOU。的な事が書いてある。(ジャニーさん、ご冥福をお祈りしております。会ったことないけど)
確かに、タイトルの伏線の回収は素晴らしかった。
でも、それよりも、最後まで読めばわかる号泣ポイントがある。だからこそ本で。しつこいけど小説で、泣いてほしい。
小説入門編としておすすめしたい。きっと小説をこぞって読む人の気持ちが理解できると思う。
そして、これは超個人的な意見だが、kindleなんかで読む、電子書籍ではなく、紙のほうがお勧めだ。電子書籍は小説じゃない。
前時代的と思うかもしれないけれど、これはもう価値観の問題なので、無視していただいてもかまわない。
最後に、わっしが小説そのものが好きになったきっかけはこの本である。
他にもいろいろな本を読んだけれ、はじめに出会ったのがこれでよかったと思う。
以上。それでは、また次回。
www.ittyou-ichou-iroiroblog.work
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